いまさらなことほど新鮮に見えるということなので、これから地味にSEO講座を書いていこうと思います。このブログを読んでいる方の中には、少なからずウェブで副業を目論んでいる人がいると思いますので。
今回のテーマは「W3C準拠でソースコードを書く必要はあるのか?」について。結論から言うと「全くない」なのですが、未だにペナルティがあると思っている人がいるので、する必要がない理由を書いておきます。
目次
そもそも公式に否定されているんだぜ?
「チェックをしたらエラーが出ている!これだとペナルティになるじゃないかやり直し!」みたいなことを言って突っ返してくるクライアントがいたら、このURLでも送りつけてあげてください。公式が「ペナルティ?ないよ」と発言しています。
W3CでHTMLソースError!やWarning!が出ていたとしてもペナルティは課しませんのでご安心を!|SEOマニア:平成のねずみ小僧
公式に否定されているのに従う必要はあるのか?と問われて、はいと答える人は果たしているでしょうか。
検索エンジンに強いサイトもエラーは多い
「検索エンジンに強いサイトは?」という質問への回答で最近増えているNAVERまとめは、どのページも約40個のエラーがあります。レシピであればほぼ敵なしのクックパッドにいたっては、トップページに約80個。クライアントの主張が正しければ、これだけエラーが出るサイトはさぞかしペナルティを食らい、検索下位に沈んでいるに違いありません。
ちなみにWikipediaも50個くらいあるので、きっと近いうちにペナルティを食らうでしょう(棒読み)。
ブラウザで問題なく表示されればいいんだよ!
というわけで、GoogleはW3Cに準拠しているかどうかを指標にしないことは明らかです。していたとしても、全体の0.1%あるかないかでしょう。
今のSEOはコンテンツ力が重視されるので、コンテンツに力を入れ、ブラウザで正確に表示されるようにソースコードが書かれていれば、ほぼ問題なし。もちろんエラーがない方が気持ちがいいし、メンテナンスも楽になりますが、そこにコストをかける必要があるか?については考えた方がいいと思います。