2014年もそろそろ終わり。今年も様々なニュースがあり、新しい技術、概念が広く普及した年でした。
というわけで、今年特に話題になったもののなかで、来年に向けてこれは知っておかないときついぞと思える3つのことをピックアップ。もう知らないじゃ済まされないものだけにしましたので、年末年始にしっかりと勉強しておきましょう。
目次
1:ビットコイン
日本ではMt. Gox(マウントゴックス)の倒産ニュースだけがピックアップされ、「なんか怪しいからノータッチで」と敬遠する人が多いビットコイン。しかし世界に目を向けると普及スピードは全く落ちておらず、有名どころでいくと海外ではDellやエクスペディアがビットコイン決済を導入しています。日本でも楽天が「早晩導入することになるだろう」と述べており、2015年はビットコイン事業が注目をあつめることは間違いないでしょう。
中国で取引が禁止されたり、日本でもまだ通貨とみなされていなかったりと、世界の共通通貨となるにはまだまだ解決しなければならない課題がたくさんありますが、ドルが世界の基軸通貨になるまでに時間を要したように、びっtコインも適切な取引が増えるようになれば導入する国、企業が増え有用な通貨になっていくのではないかと考えています。
ビットコインについては以下の記事が詳しいです。これからビットコイン関連の書籍は増えてくると思いますが、まずは基本を抑えておきましょう。
仮想通貨「Bitcoin」とは一体何か、どういう仕組みかが一発で分かるまとめ – GIGAZINE
2:IoT(Internet of Things:モノのインターネット)
じわじわと浸透し、今年一気に花開いた印象のあるIoT。内容を知らない人でも、単語を目にしなかったことはいないんじゃないでしょうか。
IoTとは何か?を知らない人は、とりあえず「インターネットに様々な“モノ”を接続する技術」だと覚えておきましょう。インターネットに接続するものといえばパソコン、スマホがまっさきに思い浮かぶと思うのですが、これからはあらゆるものがインターネットとつながるようになります。
身近なところでいくと、テレビでしょうか。そのうち冷蔵庫の中身をチェックして、近所のスーパーの安売り情報を加味した上で「今日作れるコスパの良い料理!」みたいなリコメンドがLINEに送られてくる。みたいな生活が当たり前のようになるかもしれません。
3:ドローン
OK Goが全編ドローンで撮影したPVを公開したり、戦争もののゲームで当たり前のように登場するようになったりと、2014年は「ドローン元年」と言っていいくらいにドローンを使った色々な試みがなされてきました。特に空撮の分野ではGo Proがオリジナルのドローンを開発するなど、より高画質でより安定した映像が撮れるようになってきています。
同時に、悪用が懸念されている分野です。戦闘地域でドローンによる殺人が起きたり、フランスの原子力発電所の周りを不審なドローンが飛び回ったりと、便利すぎるがゆえに早急な法整備が求められています。
今まで趣味の範囲で飛ばせていたドローンですが、来年は何かしら免許や許可がないと飛ばせなくなることが予想されます。ただ、低コストで便利なことは間違いないので、撮影に輸送にと、あらゆる分野にドローンが普及することは間違いないでしょう。