ソニーがXperiaシリーズの新機種「Xperia T2 Ultra」と「Xperia E1」を発表しました。先週「Xperia Z1 compact」を発表したと思ったら、さらに2機種。
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Xperia T2 Ultra
Xperia T2 Ultraは6インチのスマートフォン。プロセッサはSnapdragon (1.4GHz、クアッドコア)を使用しており、メモリは1GB。内蔵ストレージは最大8GBと少ないですが、Micro SDで拡張することが出来ます。
カメラは13メガピクセルのメインカメラ、ビデオチャット用の1.1メガピクセルの前面カメラがあるので、ビデオチャットも問題なし。Galaxy Noteが切り開いている大画面スマートフォン市場に切り込む商品となりそうです。
媒体によってスマートフォンと書かれていたりファブレットと書かれていたりして、メディアもどう扱っていいか迷っている模様。
Xperia E1
Xperia E1は4インチのスマートフォン。プロセッサはMSM8210 (1.2GHz、デュアルコア)を使用しており、メモリは512MB。内蔵ストレージは4GBとXperia T2 Ultraよりさらに少ないのですが、これもMicro SDで拡張できます。
全体として微妙なスペックですが、その分値段が抑え目になるようなので、iPhone 5cみたいな位置づけの商品になりそう。
新興市場向けなのでスペックは控えめ
まず最初に、今回発表された2機種は新興国向けの普及価格帯の商品で、フラッグシップ機ではありません。
なので、スペックを見るとわかるのですが先進国、日本で発売されているものより劣っている箇所が多くあります。ストレージも少なめなので、Xperiaシリーズ制覇を考えている人でもない限り、購入は見送ったほうがいいかもしれません。
もうどれ買っていいかわからない
ここ最近のソニーは次々に新商品を投入していて勢いを感じるのですが、Xperiaは新商品投入のサイクルが早すぎて、名前だけでデザインやスペックを想像できないところに問題があるなと感じています。
「いや、わかるだろそれくらい」と反論する方もいると思うのですが、「Xperia T2 Ultraが出るぞ!」と言われて「おっ!」となる人は熱心なファンくらいだと思うのです。普段ガジェット情報を集めている自分ですら調べないと新興国向けだという事実がわからないので、ユーザーを置き去って全力疾走しているなぁと。
おそらく今回発表された2機種は日本に投入されないと思いますが、後ほど比較表を作ってまとめてみようと思います。