2014年、正月休み中に読んでおきたい本3選

新年あけましておめでとうございます。年末に体調を崩し、正月は寝正月という素晴らしいスタートを切った年収300万ライフ。今年もよろしくお願いいたします。

さて、今年の正月休みは例年に比べて長いため、旅行以外にもいろんなことにチャレンジしている人は多いのではないでしょうか。

すでに旅行先でゆっくりしている方も多いと思うので、Kindleで読めるものに限定しました。気に入ったらスマホで買っちゃってください。

ルールを変える思考法

個人的に去年一番面白かったのはこの一冊。着メロサイトやニコニコ動画の運営で有名なドワンゴの会長である川上さんが、ビジネスにおいて「ルールを変える」ことの重要性を説きます。

この本の面白さは、身も蓋もない意見と、現実的に考えて自分たちにもできそうな役立つ知識が良いバランスで混ざり合っているところ。日本のネットの特殊性や、今後のコンテンツ産業のあり方、そして世界的な大企業に勝つための戦略などなど、「適当に好きなことを喋っていたら本ができあがっちゃった」という雰囲気が見えるところも魅力です。

現在Kindleストアでは467円とリーズナブルな価格で販売されているので、軽い気持ちで買ってみてはどうでしょう?

ルールを変える思考法 (角川EPUB選書)
KADOKAWA / 中経出版 (2013-10-10)
売り上げランキング: 105

無印良品は、仕組みが9割

2冊目は、無印良品の会長松井 忠三氏の「無印良品は、仕組みが9割」です。

この本は38億円赤字からの「V字回復」の立役者である「仕組み」を作り上げた分厚いマニュアル、「MUJIGRAM(ムジグラム)」についての話が大半となります。1にマニュアル、2にマニュアルと、良品計画という会社がどれだけマニュアルに心血を注いでいるかがわかる一冊です。

こういう書き方をすると「マニュアルに従う社員ばかりだと、現場の創意工夫が反映されないのでは…」と思う方が出てくると思いますが、全く問題無し。なぜなら、マニュアルはお客さんや現場の意見が反映され、常にアップデートされているから。つまり、店舗運営にあたって常に一番良い結果を出す方法が共有されているということです。

個人的には、会社の上司にプレゼントしたい一冊。仕事の効率を良くする、よりよい結果を出す確率を上げるために必要なマニュアルの作成を検討させるために、年明けに上司の机の上に置いてみては?

5年後、メディアは稼げるか

最後は、ブログをやっている方向けの一冊。「東洋経済オンライン」編集長の佐々木 紀彦さんが今のメディアが置かれている状況を海外、国内含めて冷静に分析した後に、東洋経済オンラインがどのようにしてリニューアルをし、PV数を延ばしたかについて述べます。そして最後に、本題である「で、メディアって今後稼げるの?」という問いへの佐々木さんなりの答えを出して終わり、という内容です。

この本が素晴らしいのは、東洋経済オンラインの宣伝になっていないところ。そして自慢話がないことです。普通こういう本を書くと自社への利益誘導をしたくなってしまうものなのですが、それを全くしていないところにメディア運営者の意地を見ました。

あくまで公平な目でメディア全体を俯瞰し、得たデータから自分が運営している東洋経済オンラインを含めたメディアの未来を占う一冊。おもしろければいい、というきれいごとだけでは食べていけない事実に真っ向から向き合った良著です。

5年後、メディアは稼げるか―Monetize or Die ?
東洋経済新報社 (2013-07-22)
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