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BuzzFeedみたいなバイラルメディアは日本のほうがうまく作れるんじゃないか疑惑

BuzzFeed-News

バイラルメディアという単語が生まれるきっかけとなったBuzzFeedをここのところ毎日のように眺めています。ゴシップにおちゃらけた記事、そしてその中にイラクの空爆についての記事が交じっていて、なるほどこれはバイラルされるなぁと感心しながら読んでいます。

日本で言えば、様々なジャンルのテレビ番組が全部文字になっている感じです。特にバラエティの部分は日本のテレビ番組に近いノリで、たまに記事を動画化しているものもあって面白いです。

んで、見れば見るほど感じることなのですが、日本のテレビ局がバイラルメディアやれば一大産業になるんじゃないかなぁと。ちょっと良さ気な制作会社に投稿用のシステム外注してサイトを作り、若手の映像制作者やタレント使ってコンテンツをガンガンに作ってアップさせるだけで、日本のゴミバイラルメディアは一気に死滅するんじゃないかと思うのです。最初はサーバ代回収が大変かなと思うんですが、1年くらいやれば広告料をがっぽり取れて、番組制作のネタを自社のバイラルメディアから引っ張ってくることもできて…なサイトができるはずなんです。

例えば「世界ふしぎ発見!」の過去の放送を文字起こしして載せるだけで、旅行関連のバイラルメディアが一丁上がりです。放送では盛り込めなかったネタとかアップした日には、今話題のTABI LABOとか読む人激減すると思うんですよ。彼らは実際に取材して、見聞きしたことをコンテンツに出来るわけですから。

バラエティも同様に、「男性が気になる女性の仕草ベスト3」みたいなことやったら、放送中、もしくは後にそれをそのまま記事にしちゃえばいい。転載ブログにネタを提供するくらいなら自分たちで作って「本家がやってるからパクった所で意味ないな」と思わせればいいわけです。実際に番組を作っている人たちなら編集中に泣く泣くカットした部分とかも後日談として追加できるだろうし、ずっと面白く作れるはずなんです。

というわけで、日本のテレビ局はバイラルメディアを作るのがいいと思います。てか、ここまで書いてようやく気づいたんですが、これってずっと言われているのにできていない「TVとネットの融合」ですね…みんなやらないのなら、自分でやっちゃおうかなぁ。

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