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Amazon、2014年9月1日よりアフィリエイト料率を変更。デジタルコンテンツの料率を上げ回収フェーズに?

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定期的にアフィリエイトの料率を変更してはブロガーやまとめブログ管理人を恐怖のどん底に叩き落とすAmazonさんが、2014年9月1日よりまたしても料率の変更を行うことを発表しました。

目次

「より透明性の高い体系」に見直し

Amazonは今まで売った商品数に応じて段階制で紹介料率を変更してきたのですが

今までの紹介料率表

売れた商品数 紹介料率
1~30個 3.50%
31~100個 4.00%
101~300個 4.50%
301~1,000個 5.25%
1,001~3,000個 6.00%
3,001~10,000個 6.50%
10,001~30,000個 7.00%
30,001個~100,000個 7.50%
100,001個以上 8.00%

今回の変更により、どれだけ売っても紹介料率は固定になることに。

2014年9月1日からのアフィリエイト料率

紹介料率 商品カテゴリー
10%(*) Amazonインスタントビデオ
8%(**) Kindleデバイス、Kindle本、Kindleアクセサリ、Androidアプリ、デジタルミュージックダウンロード、服、ファッション小物、バッグ、シューズ、ジュエリー、食品&飲料、お酒、コスメ
5% ヘルス&ビューティ用品、ペット用品
4% DIY用品、ベビー・マタニティ用品、スポーツ用品、ギフト券
3% 本、オフィス用品、おもちゃ、ホビー、家具、インテリア、キッチン用品、雑貨
2% CD、DVD、ソフトウェア(含 ダウンロード)、TVゲーム、PCゲーム、カメラ、PC、家電(含 小型白物家電)、カー用品・バイク用品、腕時計、楽器
0.5% フィギュア商品
0% ビデオ商品

(*)2014年9月末までの期間限定キャンペーンです。
(**)2014年12月末までの期間限定キャンペーンです。2015年1月より変更になる場合があります。

紹介料率が高いものが増えたように見えますが、Amazonをよく利用する人が購入することが多いガジェット類が一律2%になったのはかなり大きな変更です。

今回の料率変更で、ガジェット紹介ブログや、Kindleに対応していない本を中心に紹介しているブログを運営している人は頭を抱えているのではないでしょうか。

これからAmazonはデジタルコンテンツに注力する?

新料率一覧を見ると、Kindle本をはじめとしてデジタルコンテンツの料率が軒並み高くなっていることがわかります。なので、今後Amazonは配送の必要がなく、売れたらすぐにカネになるものを力を入れて売っていきたいのではないでしょうか。

ちょうど先日発表された決算が「予想以上に損失が大きかった」という話なので、少しでも損失を減らすための措置なのかもしれません。

アマゾン第2四半期決算、23%増収ながらも純損失1.26億ドル – ZDNet Japan

もしくは、先日発表したAmazonスマホ「Fire Phone」の販売に合わせて、アフィリエイターにFire Phone経由でデジタルコンテンツを購入させるように仕向けている可能性もあります。

色々と推測の域を出ませんが、少なくとも今後はAmazonが回収フェーズに入ることは間違いないので、料率が低くなる商品を紹介することが多い人は、違うアフィリエイトサービスに切り替えることも考える必要が出てきそうです。

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