【2016年版】映像業界で働くカメラマンが選ぶ、YouTuber向けのビデオカメラとマイク

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2014年の「好きなことで、生きていく」キャンペーンで脚光を浴び、いまはすっかり定着した感のあるYouTuber。気づいたらUUUMというYouTuberのマネジメント会社が六本木ヒルズにオフィスを構えてしまう時代になってしまいました。コラボ事例も増え続け、もう広告塔として見逃せない存在になっています。

それだけ有名になると出てくるのが「私もYouTuberになる!」と一攫千金を考える人たち。家でずっとゲームやったり適当なことやったりしてるだけでカネが入るなら、自分にもできると考えて始める方が多いようです(実際はそんなことはなく、こちらの記事のように会社ぐるみでやっても伸び悩むくらい厳しい世界なのですが)。

というわけで、この記事では魑魅魍魎が潜んでいるとわかったとしてもYouTuberになりたい方のために、YouTuber向けのビデオカメラ+マイクを映像業界で働くカメラマンの友人に選んでもらいました。ローリスクで始められるように、「格安で」という条件付き。少しでも参考になれば幸いです。

カメラ編:SONY HDR-CX670

SONY HDR-CX670

カメラのおすすめはこれ。強力な手ぶれ補正に加え、フルHDで撮影できるのに4万円台という素晴らしさ。ロケでも使えるので入門用としてこれ以上のものはないと言っていいくらいのカメラです。

ほんとうに使えるの?と思っているみなさま、安心してください、あらゆることに不満を抱くユーザーが集う価格.comで2015年プロダクトアワード金賞を獲得していますよ。

長所

このカメラの長所はもうとにかく使える手ブレ補正。さすがSONY、カメラは信用できるぜと言えるくらい補正してくれます。

良いサンプルないかなと思ったら、外で撮影した方の動画があったのでシェア。

手持ちで歩きながら階段を登ったり下ったりと手ブレする要素満載の撮影ですが、ご覧のとおりほとんどブレなく撮影ができています。慣れてくるとさらに安定して撮れるはずです。

短所

ぶっちゃけ画質は次第点レベルです。「一眼レフ並みの画質でないと!」な方は満足できないと思います。

ただ、画質があまりにも良すぎると肌荒れとかがある方ははっきり映ってしまうので、これくらいの画質の方が逆にいいかもしれません。

他にも4Kで撮影できないとか細かいマイナスポイントがありますが、YouTuberに4K画質なんて求められていませんし、映画も撮影したいとかそういう願望でもない限り短所らしい短所はないと言っていいでしょう。

総評

初期投資を5万以内に抑えられ、手ぶれ補正はトップクラス。そして他の性能もほぼ平均以上。コスパを考えると、これほどいいビデオカメラは見当たりません。

今年の1月に後継機の「HDR-CX675」が出たので、おそらく近々生産が終了するはず。そうなると品薄になり値段が上がってしまうので、買うならいまです!

マイク編:ECM-GZ1M

さて、早速カメラを購入して動画を撮り、撮った動画を確認してみたら…音に満足できない方が多く出てくると思います。カメラの内蔵マイクは決してひどいものではないのですが、集音性が低いのでエアコンやパソコンの排気音など、室内の音を無駄に拾ってしまうのです。

撮影環境を整えられるのであれば内蔵マイクだけでも特に問題ないのですが、そこまで準備できる余裕が無い方は外付けのマイクを買いましょう。今回はSONYのハンディカムをご紹介したので、相性を考えてSONY製のガンマイクECM-GZ1Mをおすすめさせてもらいます。

ECM-GZ1M+Handycam

これね、SONY製だけあって、SONYのハンディカムにつけるとかっこいいんですよ…

マイクありとなしでどれくらい違うの?

「マイクありなしでどれくらい音が違うのか?」については実際に聞いてもらうのが手っ取り早いので、 実際に試してくれた人の動画をご紹介。

約1万円と決して安い買い物ではないのですが、風切り音を抑えてくれるウインドシールドが付属品として付いてきますし、他社製のマイクだと相性が悪い場合に消せないノイズが入ってしまうこともあります。

カメラの内蔵マイクに満足できない、動画を見た人から「音声どうにかしろ」というコメントをたくさんもらうようになった、そんなときに購入すると良いでしょう。

ソニー ガンズームマイクロホン ECM-GZ1M
ソニー (2014-01-24)
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カメラもマイクも買う予算がねえ!な人は

ここまでカメラとマイクそれぞれのおすすめをご紹介してきましたが、「そんなもん買う金あるか!」な方はいらっしゃると思います。「ノーリスクで始めたい」という方もいらっしゃるでしょう。

YouTuberになりたいがカメラもマイクも買うカネがないという方は、いまその手に持っているスマホで撮影すると良いでしょう。いまのスマホは一昔前のハンディカムよりずっと画質がよく、特にiPhoneは6以降だとプロ仕様のカメラも顔負けの動画を撮影できます。

ただ、音声はお察しレベルになってしまうのでそこだけ気をつけてください。iPhoneをお使いの方であれば、Lightning端子にさせるコンデンサマイクを買うといいかもしれません。

まとめ

というわけで、格安で機材を揃えるパターンと、機材を揃える余裕が無いパターンに分けてご紹介させていただきましたが、いかがだったでしょうか。YouTuberになろうと思っている方にとって少しでも参考になる記事になっていれば幸いです。

機材を購入したら、アップするしない関係なく毎日動画を撮影し、使い方を覚えるようにしてください。カメラならズームするとどれくらいの画質になるのか、どれくらいの手ブレ補正があるのか、マイクならどこで話すときれいに拾ってくれるか、どれくらいの音量で話すとちょうどいいかなど、ベストの品質で撮影できる環境をどうやったら構築できるかを日々模索していくのが良いでしょう。

この記事を読んだ方の中から「この記事にあった機材全部狩って始めてみたら、機材代あっという間に回収できました!」と言うくらいのYouTuberが生まれたらいいなぁと思いつつ、この辺で終わりにさせていただきます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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