即効性がないけど、確実に文章力がアップする本3冊

参考書として有能

ブログを始めたばかりの頃、自分の文章力のなさに絶望したことがありました。前後の文脈がつながらず、冗長な表現も多く、重複した内容も多数見受けられるなどなど、典型的なダメ文章を量産してました。

で、「これではダメだな」と思い、簡潔な文章を学べる新聞、きれいな文章を読める小説、PVを稼げる文章を覚えられるウェブメディアを毎日真剣に読み続けました。そして良いと思ったところを取り入れてブログを書き続けたのですが、文章力の問題は解決できないまま日々が過ぎました。

そして1年ぐらい経ったとある日、「そういえば文章力をアップする本を読んだことがなかったな」と思い、友達周りにライティングを体系的に学べる本を何冊か教えてもらったところ、劇的に改善しました。

今日は今まで読んだ文章力アップ系の本で、特に役に立った本を3冊に厳選してご紹介します。

考えるシート

文章を書く必要があるあらゆるシーンを想定した「考え方」が詰まった私のバイブルです。

この本では考える方法を手に入れる道具として「問い」が必要であると主張します。そして、問いを軸に読み進めていくうちに文章を書くためのフレームワークを身につけることが出来るのです。お詫びをする時、自己紹介をする時、企画書を作る時、小論文を書く時、議事録を書く時…これ一冊で、様々な文章を書くときの基礎的な考え方を勉強できます。

文章を書く時、ただ漫然と考えるのではなく問いから文章を組み立てる手法は本当に役に立ちます。この本に載っているフレームワークにあてはめて書いていると、自分が何を言いたいのかが明確になります。

自分は何を書いて、どのようにコミュニケーションを取りたいのか。そもそも自分は文章を書きたいのだろうかといった根源的な問いへの答えも出すことができる一冊です。

考えるシート (講談社プラスアルファ文庫)
山田 ズーニー
講談社
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井上ひさしと141人の仲間たちの作文教室

井上ひさしが実際に開催した作文教室の内容を通じて、日本語の成り立ちや特徴、文章を書くときに心がけることを体系的に学べる一冊。

読むべきところは、最後の方に仲間の作文の添削を通して日本語の急所を明らかにしていくところ。というかこの本はそこを読むだけでオッケーと言いたくなるくらいに丁寧な説明が溢れています。

日本語のプロが文章を書くときのノウハウがこれだけ詰まった本は他にありません。文庫本なら600円もかからず買えるので、うさんくさい人の講義に2000円も3000円も払うくらいならこの本を買ったほうがいいと思います。

井上ひさしと141人の仲間たちの作文教室 (新潮文庫)
井上 ひさし
新潮社
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Webライティング実践講座

題名通りWebに特化したライティングの基礎やテクニックを学べる一冊。ウェブ時代の見出しの付け方や、冗長な文章を簡潔な文章にするためのフレームワークなど、ウェブメディアを作りたい人にとって役立つ情報が満載です。

エクセルを使った商品説明表の作成方法やGoogleトレンドを使った見出しやあらすじの考え方など、世間一般で販売されている文章力アップ本には載っていないテクニックが多く掲載されているので、記事のネタ探しに困っている方にも親切な本です。

前述の2冊を読んでからこの本を読むと、効果は抜群。紙媒体で働いている人が自分の文章力をWebに適用するために読むのもありかもしれません。とにかく「役に立つ」一冊です。

Webライティング実践講座 ニュースリリースから商品説明まで (WEB PROFESSIONAL)
KADOKAWA / アスキー・メディアワークス (2012-12-12)
売り上げランキング: 9,545

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